2016年07月12日
知っておきたい女性の不調
女性の体は一生を通じて、女性ホルモンの影響を受けます。
ホルモン分泌量の変化によっておこる不調は、
性成熟期、更年期、高齢期によって違います。
性成熟期の代表的な不調は、月経前症候群です。
主な症状は、イラつき、不安感、憂うつ、だるさ、疲労感、頭痛
眠気、乳房の張りや痛みなどです。
更年期の代表的な不調は、更年期障害です。
主な症状は、のぼせ、めまい、発汗、イライラ、息苦しさ、情緒不安定
不安感、冷え、動悸、むくみ、肌のかゆみなどです。
高齢期の代表的な不調は、骨粗鬆症です。
骨が構造的にもろくなる症状で、60歳代で2人に1人、70歳代以上になると
10人に7人が骨粗鬆症と言われています。
これらの症状のなかには、一見婦人科の病気とは気付きにくいものもあります。
更年期の肌のかゆみなど女性ホルモンの影響だとは気付かないと思います。
でも、若いうちから知っておくことで、早めの対処ができるのではないでしょうか?